少子化特別委員会調査視察🖊
6月4~5日に県議会の少子化・人材育成確保対策特別委員会の調査視察で、福島県にまいりました。
現在県議会では、少子化・人材育成確保対策と産業脱炭素の2つの特別委員会が設けられ、それぞれ年内に知事への提言書を取りまとめるため、調査視察や参考人を呼んでの意見聴取、さらには委員同士の議論を行っています。
福島県では県が若者の流出を防ぐため、産官学が連携して様々な取り組みを行っており、まずは県の担当者から施策の概要やその狙い、効果などについてお聞きしました。
翌日は会津大学で、特色ある大学づくりと会津若松市におけるIT人材の確保策などについて取り組み状況をお聞きしました。
一朝一夕に解決する課題ではありませんし、これをやれば必ず効果が出るというものでもありませんが、先進事例も参考にしながら、ひとつひとつ課題をつぶしていくほかないかなと思います。
個人的には少子化対策は、給付や補助も大事だとは思います(もちろんもらえないよりはもらえた方がよいので)が、生まれた日が少し違うことによって行政サービスが受けられなかったりする差、萩市の場合は産婦人科をきちっと整備すること(子供を産んでほしいと言っているのにどう考えても1つのクリニックしかないのはおかしい)。
そして産業基盤を整備すること(企業誘致もそうですが、データセンターの誘致や特区、実証実験の誘致など)だと思います。