行政視察②~県立学校~
下関漁港の視察後、仮眠をとって山口市小郡に昨年開設された山口松風館高校に伺いました✐
松風館高校は県内で唯一、午前・午後・夜間を通して学校教育を行っている定時制、通信制高校です。
かつては定時制や通信制と聞くと、仕事をしながら夜間に通ったり、あるいはちょっとやんちゃな生徒さんだったりというイメージがあったと思います。
今は決してそうではなく、中学校になかなかなじめなかった生徒さんの受け皿になることはもちろんですが、自由な校風や校則に縛られない、自由にカリキュラムが選択できる、大学みたいなイメージです。
例えば芸能活動との両立や、自分の得意なことを思い切りやりながら、高校を卒業したいというニーズにもこたえられると思います。実際、学校に通う傍ら、いろいろな開発に取り組む生徒さんもいるそうです。
新しい選択肢として、また生徒の個性を伸ばす教育が提供できる環境だなと感じました。
体育館には換気扇や扇風機が設置されていて、夏でも快適に授業が受けられます。
その後は、山口南総合支援学校へ。
生徒さんが主体的に運営するカフェにもお邪魔しました。
親御さんにとっては、お子さんが社会で自立してしっかりやっていけるかという不安はあると思いますが、社会の中で役立つ力をしっかり養えるよう、工夫されていました。今年9月に供用が始まった新校舎は、そうした学びがしっかり実践できる環境です。
子供の数は確かに減少していますが、子供たちの学びの環境がより良いものになるよう、しっかり継続して取り組んでいきます!!