土木建築委員会・県外視察
こんにちは!
4~6日の日程で、土木建築委員会として県外視察・調査のため愛知県と岐阜県を訪問させていただきました。
愛知県飛島村の飛島ふ頭では、ICT技術を活用し、日本初の自動化されたコンテナターミナルを視察。
東京や横浜の港では、トラックがコンテナの積み下ろしのため、2時間近く待機することもあるようですが、飛島ではコンピューターによって積み荷の順番を最適化することなどにより、平均8~10分の待機時間で済むそうです。
東海環状道路の建設現場では、橋脚の工事の様子を見学。早いスピード感をもって工事にあたられており、萩・阿武地域においても山陰自動車道、小郡・萩道路の早期開通に向け、力を尽くしていかなければなりません。
昨年、報道でもあった大規模な漏水事故が起きた明治用水頭首工では、迅速な復旧作業の過程、またその中で愛知県、農林水産省等の関係者がどのように対応されたか、BCP(業務継続計画)についてもお話を聞かせていただきました。
最終日は岐阜県の小里川ダムを訪問。地域に開かれたダムを目指し、ウォーキング大会などを開催しているほか、御朱印を配布したり、マスコットキャラクターを製作したりして身近なダムづくりを目指されています。
また、地域の酒蔵の日本酒をダム内で保管し、「ダム酒」として販売する取り組みが好評だそうです。昨年には名古屋市内でダム酒フェスタを実施し、盛況だったという話も聞かせていただきました。
山口県ですぐに応用できそうな取り組み、規模が違うからそのまま山口県に応用するのは難しくても部分的に参考にできるなど、様々な学びがありました。今後の政策づくりに生かしていきたいと思います。