台湾番外編~ランニングが国境を越えて~

台湾のご報告は一通り終わりましたが、番外編として台湾で行ったランニングでひとつの成果があったのでご報告します。

 

昨今のランニングブームで、各地でマラソン大会やランニングイベントが開催され、それによる地域活性化や誘客などが熱心に行われています。

 

台湾でも台北マラソンや台南マラソンなどが開催され、多くの参加者でにぎわっています(実際、2019年には当時勤務していた静岡市が台北市と交流があり、有志で台北マラソンに参加しました)。

 

今回、まったく現地でランニングするつもりはなかったのですが、村岡県知事が朝走られるということで、シューズを現地調達してご一緒させていただきました。

 

なんと、その様子が台湾の新聞1面で取り上げられたほか、全国ネットでも放送され、「日本の県知事と議員が台湾のまちをランニングし、文化に親しみ、グルメ(屋台の肉スープ、約100円)を味わった」と喜んでいただきました。

 

よくあるイベントや協定の締結はもちろん重要ですが、こうした表にはなかなか出てこないつながりも、両国の信頼関係を深める一助になるのだなと感じました。

 

実際、スケジュールがタイトで日中に街の様子を見て回ることはできなかったので、早朝にランニングしながら街の様子を知ることができたのも大変良かったです。

ぜひ台南マラソンに出場してほしいとの要請も受けましたので、練習を積んだうえでぜひ前向きに検討したいと思います。