台湾訪問最終日~台北へ~

今日は台湾訪問最終日のご報告です。

 

台北に移動し、「天才IT寵児」といわれるオードリー・タンデジタル大臣と意見交換をさせていただきました。

 

これまでオンラインでは県議会として意見交換をさせていただいたことはありましたが、対面での意見交換は初めてとなります。大変お忙しい中、お時間を割いていただきました。

コロナ初期、台湾は小売店の入場をQRコードで読み取って行動履歴を把握するなど、デジタル政策で注目を集めました。まさにその旗振り役を務めたのがオードリー大臣です。

 

昨年は、国民に税金を還付する際、口座にひもづけてスムーズに給付を行うなど、様々な取り組みに注目が集まっています。

 

意見交換で印象に残ったのは「対面が大事」ということ。とかくデジタル政策と聞くと「オンライン」「人のぬくもりが感じられない」といったことが思われがちですが、デジタルを活用しつつ、対面で人と人が顔を合わせることが大事というお話をされていました。

 

あくまでデジタルというのは現代人の社会、生活をより豊かに、便利にするために補完するものである。というのが根底に考え方としてあり、その上に様々な利便性を享受できるのだと思います。

 

今後、様々な取り組みを進める中で、大変示唆に富むお考えを聞くことができました。