台湾訪問2日目~台南市~

台湾訪問2日目は、新竹市から新幹線で南へ約2時間、台南市に移動しました。

 

台南市については、これまで島田副議長をはじめ、多くの方々が時間をかけて信頼醸成を図っていただいたおかげで、産業・観光・経済などの分野で協力していくことを確認する「覚書」に調印することができました。

 

オンラインでもこれまで会談を重ね、民間レベルでも様々な交流をしていただいたこともあって、今後より幅広い分野で協力を深化していくことになります。

レストランで山口県章をティラミスに

 

台南市は人口180万人を抱える台湾の一大都市です。今後は宇部空港と台南市とのチャーター便の就航などを目指し、より人の往来も盛んになっていけばと思います。

 

私たち県議団の訪問に合わせ、安倍元首相の写真展が市内で開幕しました。

もちろん、全員が全員というわけではないでしょうが、安倍元首相がいかに台湾、台湾の方々の尊敬を集めているかがよくわかりました。「台湾有事は日本有事」と、台湾を価値観を共有するパートナーと位置づけ、ともに歩んできたことは、台湾の方々にとって誇りだというお話も伺いました。

 

台南には、日本統治時代の建物が数多く残っています。もちろん、先ほどの話と同様、日本をよく思っている人ばかりではないでしょう。ただ、日本が統治していた時代がありながらも、日本は台湾の方々に相当程度受け入れられているし、いわゆる「親日」という言葉があてはまるのだと思います。

 

それも、やはり民間レベルで、あるいは県、市などの行政単位で、あるいは山口県議会と台南市議会のような議会単位の交流などをしっかり積み重ねてきたことが、今日の信頼関係につながっているのだと確信しました。

 

これをどう「実」という形で結果に結び付けていくのか。その足掛かりをつかんだ2日目。さらなるヒントは3日目に続くことになります。

台南市の黄市長(左から2人目)と