一般質問

県議会6月定例会では、一般質問が続いています。

 

議員1人あたり30分の持ち時間の中で、5~6個のトピックについて、通告に従って執行部側に質問をします。

 

昨日29日は、わが会派から国本卓也先生、有近眞知子先生が登壇されました。

 

国本先生は、水田事業の維持・発展や地域公共交通に担い手確保について、有近先生は水道事業の基盤強化や県立高校の再編整備について質問されました。

 

いずれの課題も人口減少による担い手不足や税収の減少、需要の減少によって維持や管理が難しくなっているものです。だからといってこうした社会インフラは「はい、やめます!」というわけにもいかないのが実情です。

例えば県立高校の再編については、現在、下関地域で厚狭高校と田部高校の合併が決定、さらに萩・阿武地域では萩高校奈古分校が、今後の入学者数の状況などを勘案して今後募集停止を検討する、とされています。

単純に生徒が減ったから学校も減らせばいいという話ではありません。地域における学校の存在は、地域の活力維持にもつながる重要な問題です。ただ、これまでと同様の在り方でいいのかといえば、そうでもありません。

 

奈古分校に関しては、特色ある教育を展開しているほか、まだ奈古高校から分校化して10年もたっていません。地域の実情や意見をよく聞いて、地域に根ざした県立学校としての存在意義をよく認識する必要があると思います。