6月補正予算案
6月県議会定例会には、一般会計で総額約144億円の補正予算案が提出されています。
補正予算とは…年度ごとに編成される当初予算に関連して、たとえば突発的な災害、物価高騰など、個別の事情に応じて編成するものです。当初予算では想定しきれず、その範囲内での対応では不十分である場合に、補正予算を編成して対応します。
要は、県(執行部)が県民生活の向上のために補正予算案を編成し、その内容、金額が現状に照らして妥当かどうかを県議会で審議。可決されれば、補正予算として実際に執行されるというわけです。
詳しい補正予算案の中身をみていきましょう。
目玉は、50億3500万円を計上した物価高騰対策です。
★生活者への支援として
①LPガス料金の高騰に伴う負担軽減
→9月から11月分の利用料金について、定額3000円を値引きするものです。
②防犯カメラ設置補助
→自治会などが防犯カメラを設置する場合、費用の4分の3,上限25万円が補助されます。安心安全な地域づくりのためにぜひお役立てください。
②については、追って自治会連合会にお知らせをさせていただこうと考えています。
★事業者への支援として
①中小企業支援
→高圧電気の使用量に応じて支援金が交付されます。支援金は1キロワット毎時あたり3・5円、月額上限1000万円です。
さらに蓄電池の導入をした場合経費が補助されます。
②賃上げ環境整備応援
→時給30円以上の賃金の引き上げを行う中小企業に対し、1人当たり月額6万円を上限に補助が受けられます。
③肥料・配合飼料高騰対策
→肥料については一定の条件を満たした農業者に対して、水稲・大豆は10アールあたり1000円、野菜や果樹は2000円を補助。配合飼料は、1トンあたり5300円を補助します。
そのほかにも、中小企業への制度融資を200億円から400億円に拡大するなど、全体的に主に中小企業を手厚く支援し、コロナ禍からの反転攻勢を図る取り組みを支援します。
詳しく補助金制度についてお知りになりたい方、そのほかの補助金制度などについて問い合わせがある方は、お気軽におたずねください!!!!!